職業訓練(求職者支援訓練)に行けば未経験でもWEBデザイナーになれるのか?

職業訓練(求職者支援訓練)に行けば未経験でもWEBデザイナーになれるのか?
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WEBデザイナーになりたいけど全くの未経験からだと何から勉強したらいいか分からないから、まずは学校に通って勉強しよう!

そう考えた方は少なくはないはずです。

学校も調べていくとたくさんあります、場所も期間も学費も様々。

その中には学費が無料、または条件によっては月10万円ほどの給付金をもらいながら勉強できる学校があることをご存知ですか?

それが職業訓練、または求職者支援訓練と呼ばれるものです。

これは国の公的な支援制度で、国から委託を受けた機関が3ヶ月~6ヶ月の職業訓練を行ってくれる制度です。

学費無料は魅力的ですよね、条件付きではありますが月10万円の補助金もとっても魅力的だと思います。

ここでは未経験者が職業訓練(求職者支援訓練)に行けばWEBデザイナーになれるのか?について書いていきます。

未経験者が職業訓練(求職者支援訓練)に行けばWEBデザイナーになれる?

最初に結論から言うとなれます。

何故なら、これを書いている私が職業訓練の出身だからです。

元々はパソコン自体があまり得意ではなかった私が今ではWEBデザイナーとして働いています。

ただし勘違いしてはいけないのが、職業訓練に行くだけで自動的にWEBデザイナーになれるわけではないということです。

職業訓練の講師の先生も技術的な指導はしてくれますが、就職までの身の回りの世話まで右往左往して教えてくれるわけではありません。

彼らは国から委託されてはいるものの、民間企業の講師であって学校の教師ではないのです。

また、授業は未経験者を対象にしていますのでWEBデザインの初歩の初歩からのスタートです、3ヶ月~6ヶ月の訓練期間で一人前にはなれませんし、授業だけでは半人前にもなれません。

しかし、授業に加えて自分の努力によっては就職できる程度にはなれます。

職業訓練の授業では何をどれぐらい学べる?

授業の内容や進め方については国からカリキュラムが出されているわけではないので、同じWEBデザインの講座であっても進め方は委託された機関によって違います。

共通しているところは、WEB制作の現場で必ず使われているAdobeのソフトを使って授業を進めるということです。

基本的にはWEBの概論から始まり、AdobeのDreamweaverを使ってのHTMLとCSS、PhotoshopやIllustratorを使ってのデザイン、それらのソフトの基本的な使い方から学んでいくと思います。

その後WEB制作の概論や実際のサイト制作などに移っていきます、学校によってはWordPressまで教えてくれるところもあります。

最終的には卒業課題として、自分で実際にサイトをデザインしてコーディングして作るところまでは教えてくれると思います。

カリキュラムの例

私が職業訓練に行った時のカリキュラムを紹介いたします。

1.
WEB概論
2.
Photoshop基本操作~デザイン課題制作
3.
Illustrator基本操作~デザイン課題制作
4.
Dreamweaver基本操作~HTML/CSS
5.
Photoshop/Illustratorサイトデザイン
6.
Dreamweaverサイトコーディング
7.
サイト制作
8.
卒業課題制作

授業自体は15時ぐらいには終わり、その後は自習の時間がありましたがこれは自由参加です。

ただ授業の詳細な内容については学校次第です、職業訓練に行く前に選考の面接がありますのでその時に聞いたほうがいいです。

職業訓練はあくまで未経験の初心者向けの訓練です、授業を受けただけで一人前にはなれないという事は覚えておいてください。

就職のためには授業以外での自分の努力が必要不可欠

繰り返し何度も言いますが、職業訓練を受けただけでは半人前にもなれません。

6ヶ月程度のプログラムではAdobeの各ソフトの基本操作を覚えて、課題で1~2サイトを制作して、卒業課題として1サイトを作るところまでが学校でできる限界です。

学校で学んだ知識だけで作ったサイトは恐らく一般に公開できるレベルのものではないでしょう。

授業に加えて自分で努力する必要があります。

そもそもWEBの業界は常に新しい技術やデザインのトレンドなどを追い求めなければならない職業です。

自分で努力できない人には向かない職業だと私は思います。

とはいえ寝る間も惜しんで勉強をしなければいけないというわけではありません。

具体的にどんなことを勉強したらいい?

下記は私がやった主な勉強は下記だけです、これを毎日少しずつやればかなり力がつくと思います。

自分が良いと思ったサイトをトレース(複製)して作ってみる

これが大事です、これひたすら繰り返して数をこなすと地力がつきますし、Adobeソフトの基本的な使い方は自然とマスターできます。

そしてWEB制作に慣れることであなたの実力は飛躍的に伸びます、これは断言できます。

最初は何とかいいデザインを自分で作ろうと頑張ってアイディアを練ろうとすると思いますが、いくら時間をかけても良いデザインはなかなか出てこないでしょう。

何故なら未経験だからデザインの引き出しが圧倒的に少ないからです。

コピー元のWEBサイトのデザインをphotoshop、Illustratorでトレースして再現して、そのデザインをDreamweaverでコーディングします。

授業だけでは作ったサイト数が少なすぎです、まずはトレースでもいいのでサイトを作って数をこなしてください。

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これを繰り返し何サイトもやっていき、分からないところは自分でgoogleで検索するなりして調べてください。

自分で調べて自分で解決する『検索力』も養われます、特にWEB制作の現場では『まずは自分でググれ(googleで調べろ)』が当たり前なので。

そして、自分で調べても分からないところがあったら休憩時間や学校が終わったあとに講師に聞きに行きましょう。

分からないところを聞くことができることも学校に通う大きなメリットです、最大限に活用しましょう。

学校に行くだけで何もせずに就職できるわけではありません、自分で努力することがとても大事です。

結局のところ職業訓練は行ったほうがいいの?

あなたが未経験の場合は行ったほうがいいです。

WEBデザイン未経験者の場合は行ったほうがいい理由はあっても、行かないほうがいい理由があるとは思えません。

実際に私が通ってみて独学で勉強するよりもメリットはあると感じましたし、なにより現在もWEBデザイナーとして働けています。

独学じゃだめなの?

もしもあなたが経験者であったり、既にWEBデザインに関する十分な知識を持っている場合は独学のほうがいいかもしれません。

職業訓練は主に未経験者に向けた就労支援ですので、訓練は初歩の初歩、基本からのスタートです。

経験者にとっては訓練内容が初歩的すぎてあまり有意義とは言えません。

しかし、未経験の場合は自分で勉強するよりも教えてもらったほうが遥かに効率的です。
行ったほうがいい理由はあっても行かないほうがいい理由はありません。

そして授業内容は自宅でもしっかり復習するなど、『職業訓練+自宅学習』が大事だと思います。

また、本当は未経験者のための就労支援なのでダメですが、経験者でも働かずにしばらく勉強に専念したい場合は月10万円の補助金のことを考えると行くメリットはあります。

補助金が貰える人の条件については詳しくは触れませんがザックリいうと、

  • ・世帯収入が低い人、または無収入の人
  • ・よって実家暮らしの人は親の収入があるのでほぼ貰えない
  • ・一人暮らしの無職はほぼ貰える

とりあえず一人暮らしの無職はほぼ貰える、これだけ覚えておけばOKです。
まあ実家暮らしなどで補助金が貰えなかったとしても学費無料なのでそれだけでも得ですけど。

企業は応募してきた職業訓練(求職者支援訓練)出身の人をどう見てる?

私は大企業と中小企業の両方で人事を担当したこともあり、面接も担当したことがあります。

応募者の中には職業訓練(求職者支援訓練)を経て応募してきた方も結構いらっしゃいました。

その経緯から、企業は職業訓練出身の人をどう見ているかお話しします。

大企業から見た職業訓練校

大企業の場合、経験者以外にも未経験者の応募枠が用意されているところが多いです。

正直な話、職業訓練出身の人にいきなり即戦力を求めてはいません、面接では未経験者として見ます。

大企業の場合は業務の効率化を図るためにWEB制作に関しても分業化されていますので、未経験者には未経験者の仕事も用意されています。

大企業ゆえに受注している案件も大手銀行のサイトや大手保険会社のサイトなどネームバリューのあるところばかりで、いきなり未経験者に任せたりすることは出来ません。

また未経験者を育てる教育プログラムや研修制度もありますので、それらを経て各部署に配属されてOJT(実務をやりながら教育すること)となります。

なので未経験者の場合は案外、大きな会社のほうが採用されやすかったりするのです。

中小企業から見た職業訓練校

中小企業の場合、未経験者の採用よりも即戦力を求めている会社が多いです。

私が勤めていた会社では、職業訓練出身の人を雇ったことがありません。

中小企業のほとんどは未経験者を育てるような制度も環境もありません。

業務を分業化できるほどの規模でもないので、一つのサイト制作の全てを自分で完結できる知識と実力が必要です。

そしてWEBデザイナーとして入社しても、仕事はサイト制作だけではありません。

大企業の場合はクライアントとのやり取りや打ち合わせ、スケジュール管理などはプロデューサーまたはディレクターの仕事ですが、中小企業にはそういった役職すらなかったりしますので自分でやる必要があります。

よって中小企業のほうが大企業より求められるもののハードルが高かったりします。

もちろん未経験者として簡単な仕事だけを任せたい場合など、純粋に未経験の募集をしている中小企業もあります。

未経験者が応募すべき会社はどんな会社?

未経験者が受けるべき会社で外せない条件として、なるべく大きな会社で未経験者での応募可能であり、研修制度、教育プログラムの制度が整っていることです。

それ以外にも大企業のメリットとしては残業代が支給されるところが多く、保険等の福利厚生もしっかりしており週休完全二日のところが多いです。

これらは大企業ほどしっかりと整備されていることが多いので、未経験だからと怖気付かないで大企業から受けてください。

これまでの就職活動、転職活動は求人サイトや求人雑誌を見て、こちらで選んで応募をするという形でしたが、

  • ・未経験者の研修制度はあるのか?
  • ・完全週休二日は休めるのか?
  • ・残業代は支給されるのか?
  • ・転勤はあるのか?

それらの媒体では上記のようなことは分からないですし、こちらからは聞きづらいところもあると思います。

そこで、出来れば就職活動を始めると同時に転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。

上記のようなこちらから聞きづらいこともエージェントのほうで聞いたり調べたりしてくれますし、自分の希望と企業の希望にマッチした会社を探してくれます。

また、履歴書の添削や面接の日程の調整に至るまで就職活動をサポートしていただきました。

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リクルートエージェントは求人サービス系の会社としては最大手のリクルートが運営する転職支援サービスです。

WEBやITなどのクリエイター特化型ではないものの、やはり転職・就職の最大手企業ですので抑えておきたいところ。

転職求人情報サイトのリクナビNEXTと違い、転職エージェントという担当者が転職のサポートをしてくれるところが大きな魅力です。

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