WEBデザイナーとして働くなら会社勤めとフリーランスではどちらの働き方がいい?

会社勤めとフリーランス(個人事業主)ではどちらの働き方がいいか?
所要時間:約953

働いている方のほとんどは会社などの組織に属して、労働の対価として固定の報酬としてお給料を貰ういわゆるサラリーマンという立場でお仕事をされていると思います。

以前、WEBデザイナーが会社員として企業で働く場合、その働き方は大きく2つに分けられるという話をしましたが、WEBデザイナーの場合はこれ以外にも会社に属さずに働くという選択肢もあります。

いわゆるフリーランスと呼ばれる働き方です。

今回はそのフリーランスとしての働き方や、会社員と比べた場合のメリットやデメリットについてお話します。

まずフリーランスとは?

フリーランスとは会社などの法人に属せずに、個人でクライアントから依頼を請け負っている人のことです。

税務上の所得区分では、法人を設立していない個人事業主=フリーランスとなります。

フリーランスという働き方が注目されてきた背景には、パソコンとインターネットが普及していることが大きな理由だといえます。

それによって、在宅で仕事をするSOHO(Small Office Home Office)や、特定の場所に留まらず好きな場所で仕事をするノマドワークという新しい働き方が注目されるようになってきました。

これらの働き方をする人の多くはフリーランスで、その数は徐々に増えてきています。

日本のフリーランス人口は、おおよそ就業人口の40人に1人程度とされています。しかし、アメリカをみてみると、就業人口の4人に1人がフリーランスとして、生活しています。

引用元:ランサーズ

近年ではクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングという働き方が新しく出てきて、今までよりもフリーランスとして働くことがずっと身近で簡単になりました。

パソコンとインターネット環境があれば仕事の依頼を受けることが出来るのは大きな魅力ですね。

会社員と比較した場合のフリーランスのメリットとデメリットについて

それでは会社員と比較した場合のフリーランスのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

フリーランスのメリット

時間の自由を得ることができる

個人で事業をしているわけですから、会社勤めの時のような時間の制約がありません。

毎朝決まった時間に起きて出社して、仕事が終わったらまた帰宅してといったことをする必要がなくなります。

自分で仕事の段取りさえできていれば、起床時間や仕事時間は自分で決めることができます。

日中に自分のプライベートの用事が入ったら、夜間に仕事をずらすことさえ可能です。

場所の自由を得ることができる

仕事をする場所は自由です、自宅でもいいですしお気に入りのカフェで仕事をすることもできます。

住んでいる場所に飽きたら引っ越してもいいですし、インターネット環境があるところであれば海外でもいいです。

ちなみに私はこの記事をベトナムのホーチミンで書いています。

仕事はインターネット環境があれば受注できますし、メールやスカイプなどを駆使してクライアントとコンタクトを取ることができます。

人間関係の自由を得ることができる

会社員の場合、人間関係が嫌になったり理不尽な上司がいたりしても、自分の力でそれをどうにかすることは難しいです。

フリーランスの場合は基本的には仕事は自分で行いますので人間関係のストレスはほぼありません。

仕事を受注する際にクライアントとのやり取りは多少発生しますが、仮に仕事を受注したクライアントとの人間関係が嫌になったらもう仕事を受けなければいいのです。

頑張り次第でサラリーマンより稼げる

自分のやり方次第でいくらでも稼げるのがフリーランスの魅力です。

会社員の場合は頑張っても多少の歩合がつくこともありますが、基本的には毎月決まった額の給料でそこに個人の頑張りは反映されません。

フリーランスの場合は頑張っただけ報酬に繋がるので仕事のモチベーションは高くなりますし、それはやりがいにも繋がります。

頑張れば稼げるというのは仕事をする上で重要なマインドだと思います。

フリーランスのデメリット

収入は不安定

毎月固定の給料が貰えるわけではありませんので、安定的な収入があるわけではありません。

有給休暇もありませんので、病気や冠婚葬祭などで働けなかった場合はその間の収入はありません。

会社員の場合は例え能力が低かったり仕事が出来なかったりしても、会社に居続ければ給料は貰えます。

継続的な収入という面ではフリーランスは会社員よりも一般的には不安定と言えます。

社会的信用が低い

ローンの審査やアパートの入居審査などは会社員に比べると通りにくくなる場合があります。

収入証明書や預金残高などを見せて、十分に収入があることを証明できれば大丈夫ですが、フリーランス初期のころの社会的信用は会社員よりも低いです。

孤独になりがち

学生の頃に比べて、社会人になってからの人間付き合いはどうしても同じ会社の人間がメインになってきます。

会社に行けば信頼できる上司や仲の良い同期や先輩などがいたかもしれませんが、フリーランスは仕事は主に一人で行いますので孤独になりやすいといえます。

社会保険がつかない

会社勤務していた場合はほとんどの場合は社会保険を完備しています。

雇用保険もついてますから、仕事を辞めた際は雇用保険が受給して、一定期間手当を受けることが可能です。
(自己都合の場合は一定の待機期間がありますが、会社都合はすぐに支給されます。)

会社勤務の時は厚生年金に加入しており半分は会社が負担してくれますが、フリーランスになり国民年金となる事により、その分将来の年金額が減額されるということになります。

健康保険についても会社員は会社が半分負担してくれますが、フリーランスの場合は全額負担です。

▼会社員とフリーランスの加入できる保険と料金の比較

社会保険の種類 会社員 フリーランス
保険の種類 負担割合 保険の種類 負担割合
医療保険 会社の健康保険 半額負担 国民健康保険 全額負担
年金 国民年金と厚生年金 半額負担 国民年金 全額負担
労災保険 労災保険 会社が全額負担 無し 無し
雇用保険 雇用保険 半分負担 無し 無し
介護保険 40歳以上はどちらも加入

※個人保険・年金を除いた公的な社会保険のみ

確定申告を自分でする必要がある

会社勤めをしていた時は、会社側ですべてやっていてくれたのが、税金は自分で申告して納めることになります。

納税は国民の義務なのでこれは必ずやる必要があります。

そのためには仕事の合間を見計らって面倒な経理面もしっかりとやらなければなりません。

デメリットは自分で解決することができる

ちなみにフリーランスのデメリットについては自分の努力で解決できることがほとんどです。

不安定な収入に関しては、会社員のような月給はありませんがホームページの管理運営を月額で請け負うこともできますし、稼いだお金でネットショップの経営を始めてみたり、自分の努力と工夫で毎月継続的に報酬を得る仕組みを複数持つことは出来ます。

私はWEB制作のスキルを活かしてSEOコンサルティング、ネットショップ運営、アフィリエイトなどもやっています。

社会的信用については収入や預金を証明できれば問題ないし、稼いでお金に余裕があれば株式会社を作ることもできます。

保険については、そもそも保険自体がいざというときの出費に備えたものなので、稼いで手元にお金があれば何も問題ないのです。

確定申告などの面倒な税務関係は、お金を払って税理士事務所などに外注すればいいです。

これらは『世の中の悩みのほとんどはお金で解決できる』に通ずるものがあります。

もちろんお金がすべてではありませんが、少なくとも会社員よりも不安定であることには変わりません。

フリーランスは会社員に比べて不安定である分、会社員よりも稼いでいなければならないのです。

フリーランスにはボーナスや退職金などが無く、社会保険も全額負担です。
それらを加味しても会社員より稼ぐ必要があるのです。

ただし未経験者がいきなりフリーランスになってやっていけるほど甘くはない

あなたが全くの未経験であるのであれば、最初からフリーランスになろうとはしないほうがいいです。

その状況下ではクライアントを見つけるのは難しいですし、仮に見つかってもクライアントが満足するWEBサイトを作ることは難しいと思います。

  • ・相手側にWEB担当者がいた場合、専門用語の飛び交う打ち合わせでまともな会話をすることもできますか?
  • ・相手の納得のいく提案をすることができますか?
  • ・仕様書を作って相手に見せることができますか?
  • ・仕様は何を決めるか知っていますか?
  • ・画面設計書を作って相手に見せることができますか?
  • ・検証環境は万全ですか?
  • ・検証作業って何を検証するか分かりますか?

フリーランスのWEBデザイナーはWEBサイトを作るだけではダメなのです。

まずはしっかりとした会社によって正しいWEBデザインの方法とWEBサイトの出来上がるまでの過程を知るべきでしょう、フリーランスを目指すのはそれからです。

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どちらを選ぶかは自分次第

フリーランスのメリットとデメリットについて書きましたがいかがでしたでしょうか?

これらのメリットとデメリットを天秤にかけてみて、どちらが自分に向いているか、どちらが自分のやりたいことかを考えてみてください。

フリーランスとして働くことのメリットは何といっても自由であることです。

その反面、会社と違って誰も管理してくれませんし仕事を用意して貰えるわけではありません。

自分を厳しく律することができない人は自由である故に甘え放題サボり放題です、技術があるだけで仕事の依頼がくるわけではないので自分で営業活動する必要もあります。

自由とは『自分に由る』ということであり、全ての決定権が自分に委ねられていることです、なんでもやっていいという意味ではないのです。

今はクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシング等もありますが、基本的に単価が安すぎるのでそれをメインには出来ません。

フリーランスになりたての頃はとにかく依頼を貰うところで苦労すると思います。

フリーランスWEBデザイナー向けの案件情報を取り扱っているレバテックフリーランスポテパンフリーランスなどのサービスは積極的に利用していきましょう。

フリーランスはやり方によっては自分が会社勤めをしている時より高い収入が見込めます。

会社勤めや時間の制約がツラい、人間関係で悩んでいるという方は、多少デメリットが多くてもフリーランスに魅力を感じる方も多いでしょう。

また、デメリットとしてあげたことのほとんどは収入=お金で解決できることなので、一般的にデメリットと捉えられていることでも、稼げるようになればデメリットにはならないのです。

一概に、どちらがいいかということは言えませんが、こういったメリット・デメリットをよく考えた上で見つめなおしてみるのもいいでしょう。

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